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こんころもち、ついてる・のってる、いと楽し!

ビジネス難問 48~53

「ビジネス難問の解き方」唐津一著 2002.4 PHP新書 に挑戦!
06.9.7~
目次だけみて 私見、ブログ初稿 一氏読んで要約 ブログ遊書、

 詳細恐縮 1~47  前公式HP( 工事中 すみません )
      
 以下 48~53を 掲載中

ー^-^-^-^-^-^-^-^-^
ブログ
○○、 

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▽第3章 アイデアを設計する 41~53

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53/87  ▽ 売上げよりもシエア独占を目指せ    2007.12


▽私見                    

どれだけ繰り返し買いに来てくれるお客様をもてるか。そのための

製品・サービスがあるかであろう。どういう商圏でどういう層のお

客様を確保するかが問われる。飽きずに引き続き来てくれるお客様

が増える唯一無二の魅力ある会社になればいい。 

  
▽要約

 「売れるものをつくるな」の経営方針の中小企業がある。


 中小企業が成功するためには、必ずしも売上げが大きい必要はな

い。へたに売れるものや大量生産できるものをつくってしまうと、

必ず大手が参入し 資本力で凌駕されてします。結局、アイデアだ

けをとられて潰されることになりかねない。


 大きなマーケットよりも、むしろ隙間がいい。そこの技術の全て

を結集して、よそが絶対に追いつけないような製品を開発するのだ。

そうすれば、それがデファクトスタンダードとなり、売上げは小さ

くてもシェアを独占できる。こうした考えで成功した会社が、日本

には無数にある。

 たとえば、1000分の1ミリの精度のネジ専門、半導体産業に

不可欠な真空技術一本の会社がある・・・


 企業というものは規模が大きいからといって、競争力が強いわけ

ではない。ある特化されたマーケット内で確固とした技術を持てば、

急成長するのだ。問題は、その「ニッチ」をいかに見出すか。

「差別化と集中」の戦略とは、まさにこのことである。


 (第三章 アイデアを設計する。41~53 おわり)



▽判定

 私のは抽象的総論でした。TVでこの2社は見ました。

中小企業のすばらしいものがあります。技術 製造業が

ものづくりが おもしろいわけです。

 自由主義経済の資本力に勝つ中小企業にエールを

送りたい。


ブログ

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52/87  隙間は目立たないからこそ隙間         2007.11


▽私見                       

 ニッチビジネスと奨励されるが、文献・外野は言葉ではやしたてる。

どう作り 誰に いつ いつまで どう 売るのか。自社の経営

資源を熟知しての対応を要す。大概のものは 先人がいるものだ。

 目立たないものを見つけ ビジネスにできれば すばらしい。


▽要約

  東京大田区は有数の工業地域、ネットワーク化して世界中から

のオーダーに即対応する「即応工場」のシステムを立ち上げるプロ

ジェクトを手がけた。墨田区 豊島区 板橋区にも集積する同様の

地域があるが、いずれも ものづくりの斜陽化の代表といわれた。


 たしかに大田区は1万の工場数が6千に減った。その数字だけみ

て「中小企業の斜陽化だ」という言い方するが、実態はまるで違う。

大田区でなければできないものが一杯ある。たとえば へら絞り。

世界中のロケットの頭だけをへら絞りで作っている会社がある。


 板橋区にも旅行カバンの鍵をつくり そのシェアは 世界中のほぼ

100%にちかい。故障しにくいから。そのことを社長は言いたが

らない。一社独占を知って 他社が参入するとも限らない。そうな

るとニッチがニッチでなくなる。隙間は目立たないから隙間なので

ある。大とちがい中小企業は有名になることがマイナスとなるケース

も多いのである。

 先のリチュウム電池ケースをつくる6人の会社も 私がテレビ等で

紹介したら 社長に怒られた。マスコミ 取材で仕事にならないと。



▽判定

 有名になることがマイナスになるというのが 逆説的で面白い。

 儲けるというのも 独特の世界で、書けない真実があります。

 存続するのが至難で 有名にならないということも大事か?

 儲けて有名にならない がいい。逆も真なり と再確認する。


ブログ


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51/87 古い技術が新しい技術の種になる    2007.11


▽私見                       

温故知新がある訳で

既にあるものが踏み台で革新もある訳で

真似で始まった技術の改訂版もある訳で

基本の技術の応用版がある訳で

見方 光の当て方 変えれば新発見。


▽要約

携帯のリチウムイオン電池は日本独自の製品です。原理は旭化成

が考案し、商品化はソニー、大量生産となる。1年で不都合がでる。

ケースのニッケルメッキの鉄板が腐食し中の液もれです。ステンレ

スとなり、細く絞る造形が困難なもの。その冷間鍛造という技術を

もつのは墨田区の社員6人の1社で、ここが独占注文で大成功です。



 問題はなぜこの特殊な技術を持っていたかです。もとは金属ライ

ターの外装を作っていたが プラスチックの百円ライターですたれ

ていく。同業が廃棄する中、この会社の社長だけは、この技術は生

きてくると考え、生産設備を大事にしまっておいたのです。なんと

20年たって携帯ブームで息を吹き返したのです。


 技術というものは、全く新しく開発されるばかりでない。過去の

技術の中にも、新しい技術の種がたくさん含まれている。


モノをつくること自体に人生の喜びを感じ、強いこだわりをもって

いる。それが日本の製造業の、ひとつの強みなのだ。



▽判定

 リチウムイオン電池のケースを絞る技術の機械は 鉄砲の薬きょ

うをつくる機械であり、ノウハウがいると説く。20年で日の目を

見たのは ドラマチックと思う。感性、第六感が大事と思う。


ブログ

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50/87   “特注品”に活路を求めた隙間戦略
 

▽私見                    2007.9   

    ニッチビジネス 選んで 特化
 
    これだけ しぼれば 個性的

   いまだけ ここだけ これしかない

     これっぽっちの希少価値

     あとは どれだけ売って

      どれだけ利益だすか



▽要約

 京都のローム社は 半導体ブーム時、半導体に抵抗やコンデンサー

といった部品を組み合わせて、ユニット化するという戦略に出た。

ハイブリット部品(異種材料の混合・混成)の商品化に社運を賭けた。

これは特注品である。標準化して、大量生産するビジネスとは全く

ちがう。手間がかかるから大手は参入しないし、クライアントとの

共同開発が不可欠なので相手の技術を次々と蓄積することもできる。


 半導体と一般部品との間に、ハイブリッドというニッチを発見し、

それを極めて、大手がロームの技術に依存するようになっていった。

年商5千億です。これは例外ではない。中小企業には、技術の独自

性・特殊性で圧倒的優位に立ち、市場を独占している会社も珍しく

ない。



▽判定

「成長する中小企業、それは 無人の野を行くがごとく、まだ大企

業が手をつけていない分野を集中的に狙うという企業戦略である」

中小企業賛歌です。ハイブリットカーが叫ばれますが とっくに

ハイブリット発想の戦略があったのです。


ブログ 中小企業の特色ってなに?



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49/87  差別化と集中によって情報化を極大化


▽私見                    2007.9   

 他社比較で特色を出し、一点集中によって個性を出し、本当に知

って欲しい情報提供にする。購買者は比較する、比較するに及ばな

い独自性のある商品なら差別化も不問となろう。情報面から購買者

の必要性を満たせば 購入率は高くなろう。


▽要約

 アイデアを設計する際 アイデアに付随する情報量が重要な意味

をもつ。情報量とは 受け取った人の驚きの大きさに比例し、どれ

だけ相手の予測や以後の行動を覆すかによって決まる尺度であった。

 情報量を大きくするアイデア設計には2つの戦略がある。


一つは「差別化」。何らかしらの「違い」や「新しさ」を出すことで、

そこに情報量が生まれ、周囲から優位性や存在価値を認められるよ

うになる。


もう一つは「集中」。ひとつの目標に狙いを絞り、もてる力のすべて

をそこに集中する。「そこまでやるのか」という驚きを与える、競走

相手の弱点や盲点をつくならなお効果的だ。


ニッチ戦略はこの「差別化と集中」です。まだ誰も手つかずの分野や

大手がやりたがらない分野に経営資源を集中して、他社参入前に独占

してしまう手法だ。ナンバーワンでなくオンリーワンを志向する戦略

ともいえる。


▽判定

「選択と集中」とどこが違うのでしょう。違いや新しさを選ぶなら

同じように思える。そして 事業・目標を定め経営資源を集中する。

差別化は 特色・独自性に何を選ぶかということだろう。


ブログ



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48/87  技術は明日の社会を作る原動力


▽私見                    2007.7    

プリンター故障 保守契約なし、 電話して 料金聞くと。

テクニカルチャージ 15,000円、出張費 8,000円、に部品代です。

軽微な修理で 部品交換なしで30分以内なら 18,000です、だって。

技術料が 15,000ですよ(2007年)。

 技術があれば 技術料が生じる。スキルアップは 何にでも必要で

躍起になるわけです。やがて 技術以外の大事なものに気がつく。

技術があっても 修理依頼は 1回ポッキリもある。

2度と頼まない技術者もある。誠意のない人・・・


▽要約

 マックは売れ残り品を堆肥に再利用しようとしたが 見送られた。

塩分多く肥料に向かないから。環境ビジネスの難しさだ。


 廃棄物で大気汚染の危険性を叫ぶだけでは 何も生まれない。

ネガティブな告発型の発想から、逆にこれを回収して新しく用途開

発しようという問題解決型の発想へのシフトが求められている。

例えば希少金属の回収と再利用である。用途開発しだいでは ビジ

ネスの可能性が眠る。


 これからの経営には 新技術に関する注目と理解が不可欠である。

それをどういうニーズと組み合せるか、マッチング思考が常に問題

解決の成否を握る。



▽判定

 言うは安く・・・、行うも難く 成果出すも難し。

常に 技術の動向と理解と応用か。

問題解決思考とマッチング思考。バランス思考も大事。

経営資源の活用 予算 研究開発費などのバランスも。 


ブログ

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